糸徳財団では、児童又は青少年の健全な育成を目的とし、子育て支援施設の整備、運営に対する支援事業、学生寮その他のアパート、住宅等の整備、運営及び賃貸借に関する事業を営んでいる財団法人です。世の中の流れは早く、世界水準の教育を見据えると依然として日本の教育環境の整備は追いついておらず、世界との差が開く一方であり児童又は青少年を始め大人に至るまで教育に関する懸念は継続していくため、安心できる教育環境の整備等の推進が重要です。わたしたちは、このような問題を解決するため、いろいろな組織を巻き込んで、新しい仕組みを生み出し、「みんながみんなを支える教育」を目指して、助成事業に取り組んでいます。
糸徳財団が取り組んでいる3つのこと
いま、どこで何が最も必要とされているかを見極め、そのニーズに対して重点的に支援を行います。審査における事前評価にはじまり、事業実施中の現場訪問や事業終了後の事後評価を行います。加えて、専門機関による評価も導入するなど、様々なかたちで事業評価に積極的に取り組んでいます。事業成果の社会への還元・普及を促進するため、糸徳財団のホームページ等を通じて、助成事業の成果を積極的に公開していきます。
助成事業の効果を高めるために、皆さまに取り組んでほしいこと
問題解決を持続的なものにするには、助成金だけではない多様な資源の獲得が欠かせません。近年、寄付やボランティア参加等によって民間非営利の活動を応援する企業や個人も増えており、支援先の信頼性を担保する情報への関心も高まっています。申請される皆さまには、助成事業実施後を見据え、ファンドレイジング活動の実践や、第三者による組織評価等の積極的な活用により、助成事業の効果をさらに高めていただきたいと考えています。
一般財団法人、一般社団法人、公益財団法人、公益社団法人、社会福祉法人、NPO 法人(特定非営利活動法人)、ボランティア団体(任意団体)など非営利活動・公益事業を行う団体や個人事業主。
・教育施設の整備、改修、改築や運営支援
・教育現場で働く方の人材能力開発支援
・次世代を担う若者を援護する教育の復興支援
以下の8つの視点が、どれだけ満たされているか総合的に判断し、審査を行います。
事業の目的(目指す状態)については、特に以下の3点を考慮いたします。
1.モデルの構築
先駆的な取り組み、または、ユニークな手法により、今後、他のモデルとなる事業
2.社会のしくみの変革
前例にとらわれない方法により、旧来のしくみを変えていく事業
3.社会的インパクトの創出
取り組む社会課題が明確かつ、成果の波及効果が大きい事業
具体的な事業内容・計画については、特に以下の5点を考慮いたします。
4.計画性
事業の目標が目的に沿って明確に設定されており、目標を実現するための事業計画・資金計画が適正かつ合理的である事業
5.成果測定
計画段階で成果の測定指標を作り、今後の展開や改善に向けた成果測定に積極的に取り組む事業
6.継続・発展性
助成事業終了後も財源を確保、開発するなどし、自主的に継続、発展させていく具体的な計画がある事業
7.連携とその効果
多様な関係者を巻き込み、事業の社会的意義を高めるとともに効果的に実施する工夫がある事業
8.戦略的な広報
効果的な情報発信や広報の工夫がされている事業
原則として、次のとおりです。
事業費総額に対する助成金の補助率は80%以内です。
決定時の事業費総額・助成金額は1万円未満切捨てとします。
助成金の上限金額は、250万円となります。
対象となる経費は、助成事業の実施に必要な経費とします。
必ず各団体が通常使用する会計費目を使用してください。下記は記載例です。
糸徳財団の助成金を受け入れる際の収入科目は助成金収入としてください。
2021年4月1日以降に開始し、2022年3月31日までに完了することを原則とします。
申請手続きは、ページ下部のボタン「助成の申請手続きのお申し込みはこちら>>」より行う。
申請受付期間:随時募集~2021年12月まで。
採否の結果:事業内容を踏まえて面談。その後、助成の申請を行い審査が通れば採用となります。
結果につきましては、糸徳財団よりメールにてご連絡をさせて頂きます。
・糸徳財団助成事業の流れ
・個人情報の取り扱いについて
糸徳財団が助成申請に際して収集した個人情報は、糸徳財団の個人情報保護方針に基づき、助成事業に関する事務手続き、
助成金の募集案内、糸徳財団に関連するイベント案内、アンケートの実施、各種お知らせの目的に利用します。
・助成事業の申請に関する質問のある方はこちらからご質問下さい。
※上記をクリックして、メッセージ欄に「助成の申請手続きのお申し込みを希望しております」とご記載下さい。事業内容の概要を記載頂き、送信ボタンを押して下さい。お問い合わせを頂いてから2日以内に面接可否のご回答をさせて頂きます。